住まいのチェックの中で、何が瑕疵なのかという「瑕疵の判定」が最も大切なことだといえるだろう。
契約した通りの物が引き渡きれたかどうかということは、通常の「検品」だ。
検品のチェック項目の中で最重要項目は、欠陥の判定だ。その項目を整理すると、次の通り。
一、関係法規に適っているか。
二、契約書通りにできているか。
三、設計に瑕疵がないか。
四、設計図書通りに施工しているか。
五、監理が妥当になきれているか。
六、設計図書に表示きれた性能があるか。
七、通常の維持管理費で賄えるか。
八、経済的交換価値が減少していないか。
九、外観が契約に比較して損なわれていないか
十、契約その物に瑕疵がないか
最近、私は以上のような十項目を注意して見るようにしている、また依頼者に対して瑕疵の説明をしているといいのです。
三と五と七と八の項目について解説しておくと、契約当時の社会的常識に比べて、設計の内容が「おかしい場合」。
図面に書かれていない詳細な部分の施工に対する指示が妥当性を欠いている場合。施工きれた物を維持管理するのに、異常な費用を要する場合。欠陥を補修したが、どう考えても、明らかに補修したことが分かる痕跡が残る場合などがそれぞれ、判定基準になるものだ。
しかし、素人の立場で、施工業者や建築士に「瑕疵です」と、指摘してもなかなか認めようとしない傾向があるのは事実なので、権威も使いようではプラスになる。