品質・性能をチェックするツボ

住まいの品質・性能とはどんなものなのかについては、すでに他のページでも記述してきた通りだ。

一、構造(耐震)性能

二、耐久性能(長持ち性)

三、居住性能(使い勝手・快適さ)

四、安全性能(弱者への優しさ)

五、維持費性能(維持費の妥当性)

六、インテリア性(美的性能)

このうち、一、二、についてはすでに述べた通りでチェックするとよいでしょう。
また、六のインテリア性についてはアトで書きます。ここで三、四、五の項目について解説しておきます。
住まいが非常に使いにくいというのは、住まいの使い勝手が悪いことを意味する。

例えば、便器に腰かけてお尻を拭おうとすると、前の壁に頭がぶつかって手がお尻に届かないというのはその代表的なものだ。かと思うと、台所に立ってまな板を使うと、手暗がりになる照明器具の位置も困りものだ。

また、押し入れの中で結露したり、ガスレンジからの煙が上手に排煙しないのも具合が悪い。ところが入居時には気づかなかった維持管理費用が非常に多くかかるというのも明らかに瑠庇だ。例えば、排水管の勾配が悪いために常に管内に汚水が滞留している場合、管内にスケール(油性のゴミ)が付着し、通常よりも頻繁に排水管の清掃をする必要が出てくる。

これも隠れた瑕疵の一つだ。ここでは、法的に定められている「安全性」の確保についてのチェックは省略する。法規に適っているかどうかについてのチェックは、比較的単純に照合ができるからだ。